市民球場再生計画

9月1日
折り鶴は何処へ?いえいえ実は…

昨日で閉鎖された元の広島市民球場に飾ってあった折り鶴はどこへ”飛んでいくのでしょう?広島市は市民、地元関係者、市議会の「跡地に折り鶴展示はNO!」の声に押し切られて「広島市は跡地に折り鶴を展示する予定はない」と答弁しています。

しかし…。

ワタシのマル秘取材メモによると「球場を解体して新たに建設される広島商工会議所ビルの中に折り鶴を展示する方向ですでに建物のデザインなどを検討中」とあります。

そうです。広島市が折り鶴を飾らないだけで、折り鶴はどこへも飛んでいかず、また同じ場所に舞い戻ってくるのです。

さらには広島市内あちこちで袋詰めされている折り鶴たちが次々に元の市民球場があった場所に飛来してくる、というのが「正解」です。

簡潔に言えば球場を壊して折り鶴の棲家を作る、ということです。これがこの「球場跡地問題」の本質です。もちろん、すべて秋葉市長の意向によるもの。市議会からも、被爆者団体関係者からも市民からも「折り鶴はすでに原爆の子の像とともに…」と一致した見解が強く示されているにもかかわらず、です。

それでは今回、届いた折り鶴に関するメールを紹介させていただきます。みなさんもぜひ、直接、担当者に疑問があれば問い合わせてみてください。

宮澤さん、どうもありがとうございました。


一球さん、こんばんは。今日カンパしました。少ない金額で申し訳ないのですが。

今日は旧市民球場に行ってきました。もっとちゃんと活用策を議論してほしいですね。

私は折り鶴展示施設に10回前後行きました。もちろん旧市民球場の見学が目的がほとんどですが。
その感想を今月初めに広島市に送り、今日回答がきたので、メールします。

私の真意を最初に書き、そのあとで質問と回答を掲載します。

@入場者数は、基本的な質問をひとつしただけです。
A話にならないアンケートだったので
Bあれだけ、メールマガジンなどで、折り鶴保存を訴えてながら、折り鶴展示施設に秋葉市長の言葉がないのはおかしいでしょう
C見つける方が、珍しい場所に置いてある。
D昨年のマツダスタジアムの入場者数を知らないんですかね。それにマツダスタジアムは広島市の持ち物のはずですので、広告費も抑えられ、効果抜群。広島駅は観光客が一番利用する場所だと思うのですが
Eこの間違いを最初に見つけたのは4月7日。4月は旧市民球場のグランドは開放されてなかったので、折り鶴展示が唯一の仕事のはず、その時見つけらないとは・・。そもそも広島市の展示施設でこの間違いを放置、ありえないでしょう。
FGHは展示してあった古い新聞よりの質問です。
I国家元首や大使、芸能人や財界人、スポーツ選手など、知名度の高い人の言葉の方が折り鶴保存のアピールになると思うんですけど。
J会場には、TVとDVD(ビデオかも)があったでしょう。なぜ活用しない
K毎朝、確認するのが普通では

質問と回答

このたびは、旧広島市民球場の折り鶴展示施設に関する貴重な御意見・御提案をいただきありがとうございます。
65年前、人類史上最初の原爆の惨禍を経験したヒロシマは、その悲劇を二度と繰り返さないように、被爆の実相を世界に伝え、核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現を目指して様々な取組を行っています。もちろん、これは本市だけで成し得ることではなく、世界中の皆様の賛同と協力を必要としており、宮澤様のお気持ちと御意見に深く敬意を表します。

まず、この質問と回答をネット上で全文公開してよいかとの御質問にお答えします。
この度回答させていただく内容につきましては、公開していただいて構いませんので、お知らせします。

では、宮澤様から頂いたそのほかの御質問に、一つずつ回答させていただきます。

@「折り鶴ミュージアム(折り鶴ホール)は有料か無料かはわかりませんが、入場者はどのくらいを見込んでいるのか?」との御質問についてお答えします。

本市では、折り鶴を捧げた国内外の人々の気持ちを大切にし、折り鶴に込められた平和への想いを次の世代に伝え、地域や世代を超えた「平和の循環」を創出するため、「原爆の子の像」に国内外から寄せられる数多くの折り鶴の保存・活用に取り組んでいます。
このため、今年度、これらの折り鶴の全体を見てもらうための「折り鶴ミュージアム(仮称)」のあり方及びその実現可能性を検討することにしています。
検討に当たっては、有識者等で構成する「折り鶴ミュージアム(仮称)のあり方検討委員会」を設置し、それぞれの専門分野から幅広く意見を賜りながら進めてまいりたいと考えています。入場料や入場者数等については、施設の規模等により具体的に見込んでいくことになりますが、できるだけ多くの人に見てもらう施設にしたいと考えています。

A「旧市民球場の折り鶴展示施設についてどう思うかといった市民や観光客についての意見や提案をしてもらうのが普通の人の考えだと思うが、旧市民球場の折り鶴展示施設で折り鶴ミュージアムについての要望や提案、旧市民球場での折り鶴展示施設の感想や、要望などの詳細なアンケートがなかったのはなぜか」との御質問にお答えします。

旧広島市民球場の折り鶴展示施設では、展示された折り鶴を見られた感想や展示方法の印象などについてのアンケートを行っています。また、折り鶴ミュージアムについての市民等の意見については、本年度、平和教育や観光、芸術関係の学識経験者や折り紙や平和団体の代表の方々に御意見をいただきなら、そのあり方を検討し、具体的なイメージを示した上で、改めて市民の皆様の合意形成を図ってまいりたいと考えています。

B「なぜ旧市民球場の折り鶴展示施設には秋葉市長の言葉がないのか?」との御質問にお答えします。

旧広島市民球場で展示している折り鶴は、平成20年度(2008年度)に寄せられた1年分の折り鶴ですが、アンケート調査からも分かるように、この1年分の折り鶴でさえ、ご覧になった多くの人はその物理的な量に感動すると同時に、世界中の子どもたちの平和への願いの大きさに感銘を受けています。このように、折り鶴展示の目的は、折り鶴に込められた子どもたちの気持ちを体感していただくとともに、平和へのメッセージを実際にご覧いただき、自分の地域に帰り伝承するなど、その意味を世界中の人たちに理解してもらうことが、より重要であると考えています。
なお、宮澤様の御意見は、今後の展示の参考にさせていただきます。

C「旧市民球場の正面の入場の際の記帳の机の左奥横に広島市は折り鶴の保存を推進しています。と書かれたプレートがあるが、人目につかない場所にある。また平和公園にある仮の折り鶴展示の場所の左右端の下の部分には旧市民球場折り鶴展示の広告がありますが、これも人目につかない。なぜ人目につかない場所を選んでいるのか?」との御質問にお答えします。

本市では、できるだけ多くの人に旧広島市民球場での折り鶴展示施設をご覧いただきたいと考え、旧広島市民球場の入り口の左右に折り鶴展示の懸垂幕を設置し、分かりやすく展示場所の表示をしています。球場内のプレートや原爆の子の像折り鶴ブースでの表示については、人目につかない場所を選んでいる訳ではありませんので、御理解を賜りますようお願いします。

D「旧市民球場の折り鶴展示施設の紹介が足りないと昨年も指摘しましたが、ほとんど入場しない折り鶴展示施設ですから、広島市のアピールが足りないのは間違いのないところである。なぜ、市民球場(マツダスタジアム)のオーロラジジョンで紹介しないのか?あれだけの入場者があるのだから、効果抜群ではなかったのではないか?広島市の玄関である広島駅前に広告をだせば効果抜群だったと思うが、なぜ広告をださなかったのか?」との御質問にお答えします。

旧広島市民球場の折り鶴展示施設については、市広報紙やホームページなどで周知を図っており、平成21年度(2009年度)は、月平均で約3,400人の方が来場され、多い月では9,000人を超える方が来場されています。
旧広島市民球場での折り鶴展示は、同球場の廃止に伴い、平成22年(2010年)8月31日をもって終了しますが、新たな場所で展示をする際にも、できるだけ多くの方に折り鶴展示施設に来場していただけるよう、大変厳しい財政状況の下、限られた予算の中で、できる限り周知を図ってまいりたいと考えています。

E「旧市民球場の折り鶴展示は左右2か所にありますが、3塁側にある折り鶴展示場所は廊下には平成20年の折り鶴と書かれているのはいいのですか、室内には「昨年5か月の折り鶴」と書かれ
ており、部屋と部屋の境目には「昨年6か月の折り鶴」と書かれていますが、旧市民球場の昨年は2008年でしょうか?旧市民球場は昨年が2008年なら、解体は2010年である来年である。もし旧市民球場は現在2010年であるなら、7か月を過ぎたのになぜ2008年が昨年と表示されているか?(7月30日に確認済)市の責任者はご自分で定期的に確認しないのか?」との御質問にお答えします。

早速、展示施設に設置している表示プレートを変更しました。御指摘をいただき、ありがとうございました。

F「旧市民球場の折り鶴展示施設に貼ってある旧日銀支店で試験展示の記事の中で一般市民に公開し展示方法や印象についてアンケートすると書かれている。このときのアンケート結果を教えてほしい。」との御質問にお答えします。

旧日銀広島支店で試験展示におけるアンケート結果については、市ホームページに公開していますので、以下のページをご覧ください。
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1111202683475/index.html

G「同じ記事の中で折り鶴を寄せた人にもアンケートをすると書かれている。このアンケート結果も知らせてほしい。」との御質問にお答えします。

折り鶴を寄せられた方からのメッセージ等をデータベースに登録していますが、現在のところ、アンケートは実施していません。

H「この時のアンケートを今回の旧市民球場での折り鶴展示にどう生かしているのか?」との御質問にお答えします。

「原爆の子の像」に捧げられた1年分の折り鶴のボリュームを見られた感想として、「量の多さへの驚き、感動」、「平和を願う気持ちの大きさ・貴さ」に関するものが多かったことから、旧日銀広島支店より展示スペースを拡充し、折り鶴に込められた平和への願いの大きさをより実感していただけるよう努めています。なお、アンケートの回答には様々なものがあり、全ての意見にお応えすることはできませんが、折り鶴ミュージアム(仮称)のあり方検討においても、皆様からのアンケートの結果等を参考にさせていただきたいと考えています。

I「メールマガジンや春風夏雨の中で8月6日に来場された総理大臣、著名人などの折り鶴の展示と書かれています。旧市民球場で展示しなかったのはなぜでしょう?折り鶴でなくても折り鶴保存賛成の文章でも、今の広島市にとって折り鶴保存の強力な援軍になると思います。なぜ折り鶴保存の賛成の文章が2004年の日米市長会議の分しかないのか?」との御質問にお答えします。

日米市長会議の書簡は、代表的なものとして展示しています。なお、平成22年(2010年)7月28日(水)・29日に本市で開催しました「2020核廃絶広島会議」の広島市のNGOブースにおいて、平成20年(2008年)3月に来広されたクロアチア共和国のスティエパン・メシッチ大統領から贈られた折り鶴、今年4月に開催された第28回インターアクション・カウンシル年次総会の際に折り鶴展示を視察された福田康夫元首相の御令室・福田貴代子様から贈られた折り鶴を展示しました。
御指摘のように、これらの折り鶴は強力な援軍になると思いますが、常設展示をするためには、セキュリティを確保するとともに、展示の仕方も工夫する必要があり、今後どのように展示していくか検討してまいります。

J「連鶴について市長さんは正方形と長方形について書かれています。旧市民球場の折り鶴を折るコーナーに連鶴用の折り鶴とその折り方を書いた紙があってもよかったと思うが、なかった理由は?」との御質問にお答えします。

連鶴の折り方を印刷物で説明することは大変難しく、現状では、分かりやすい説明資料がありません。今後の検討課題にさせていただきたいと思います。

K「7月30日には折り鶴を折っていれる箱からは折り鶴はこぼれ落ちそうなくらい折り鶴が入っていた。あそこまで折り鶴が入っていたら、新しく折り鶴を入れる気にもなりませんが、きちんと管理できない理由は?」との御質問にお答えします。

折り鶴展示施設の体験室で折っていただいた折り鶴は、設置している箱が一杯になった段階で一旦別の場所に保管し、その後、原爆の子の像に捧げています。宮澤様が来館された折に箱が一杯になっていたとのことであり、今後はきちんと管理したいと考えています。

本市は、これからも折り鶴に込められた多くの人々の気持ちをしっかり受け止め、核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現に向け努力して参りますので、御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。

最後になりましたが、宮澤様の今後ますますの御活躍をお祈りします。

〒730-0811 広島市中区中島町1番5号
広島市市民局国際平和推進部
被爆体験継承担当課長 澳 和明
電子メール:peace@city.hiroshima.jp
電話: 082-242-7831

ご意見はコチラ
ホーム
sports.c.w