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    カープを1990年以降、雑誌、新聞、放送、インターネットを通じてウオッチングしてきた公式携帯サイト「田辺一球広島魂」(月額283円有料版)という全国カープファン閲覧コラムのnote 版(現在閲覧無料)です。 すでに2000年10月1日から、一日も休むことなく続いています。(要するにもう少しで1万日無休で続くことになります) 既存の媒体が触れない、触れようとしないカープ関連情報が数多く含まれます。 広島を愛するみなさん、全国のカープファンのみなさんのための「コイのダイアリー」です。

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最近の記事

カープダイアリー第8558話「開幕四番占いで浮かびあ挙がってきたのは…」(2024年3月18日)

秋山が日本球界復帰後、初めてとなる所沢の空気を吸う。おそらくあすからの西武2連戦で数多くの打席に立つだろう。   その打撃は好調を維持しており、昨年10月の右膝手術による影響は感じられない。開幕戦でのスタメン出場はすでに決定的なものとなっていて「五番・レフト」が本線だ。   「三番・小園」はオープン戦の“目玉商品”となっており、こちらも決まり。そうなればふたりの間を打つ「四番」が問題になってくる。オープン戦残り5試合で誰が座るのか?   ここ6試合では5度レイノルズが四番に入

    • カープダイアリー第8557話「途中出場の田中広輔や代打・松山から学ぶこと」(2024年3月17日)

      午後1時、プレーボールの時点では小雨がぱらつく程度だったが、途中から本降りになった。五回表が始まる前に一度、マウンドに砂が撒かれた。初回の一死満塁を乗り切りゼロを並べていたアドゥワは、足元が気になる中、その直後に1点を先制された。   「最後、失点してしまったんですけど、粘り強くはできたかと思います。(初回は)狙い過ぎて、制球を乱したんですけど、あそこを何とかゼロで切り抜けたことで、修正ができたかなと思います」(アドゥワ)   続いて六回に出番となった二番手の河野も失点して0

      • カープダイアリー第8556話「マツダスタジアムで能登半島地震義援金呼びかけ、の意義を考える」(2024年3月16日)

        広島市内は前日から急に暖かくなった。春の陽気に誘われて2万人を超えるファンがマツダスタジアムにやってきた。   球場正面では、能登半島地震の被災者支援として、選手会長の堂林ら11選手が義援金協力を入場者に呼びかけた。新井監督も参加した。 集まった義援金は社会福祉法人中国新聞社会事業団を通じて、日本赤十字社に送られることになっている。   マツダスタジアムのなかった時代、カープ球団はよく北陸遠征を公式戦に組み入れていた。富山から福井へと移動しながら連戦を消化した。新井監督ら、か

        • カープダイアリー第8554話「県民大会議カープファン支持率ナンバーワンも田村俊介」(2024年3月15日)

          九州から関東地方にかけて暖かな一日になった。西宮市の鳴尾浜球場では阪神との一戦でウエスタン・リーグが開幕した。 先発した野村祐輔が2回4失点と乱れ、二番手新家も2回7失点で1対11大敗スタートになった。 スタメン ショート羽月 センター大盛 ライト中村貴浩 レフト中村奨成 ファースト韮澤 DHロベルト セカンド佐藤 キャッチャー石原貴規 サード内田湘大 スタンドには広陵ナインと中井監督の姿があった。球場すぐ向かいにある鳴尾浜臨海公園野球場は春・夏甲子園開催時に練習会場と

        カープダイアリー第8558話「開幕四番占いで浮かびあ挙がってきたのは…」(2024年3月18日)

        • カープダイアリー第8557話「途中出場の田中広輔や代打・松山から学ぶこと」(2024年3月17日)

        • カープダイアリー第8556話「マツダスタジアムで能登半島地震義援金呼びかけ、の意義を考える」(2024年3月16日)

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          カープダイアリー第8553話「俊介流、北の大地で、連弾締め」(2024年3月14日)

          ~引っ張った!大きな当たりだ!飛距離は十分…若手のホープ、田村の一発…~ DAZN実況とともに、ライトスタンド中段に白球が突き刺さると、マウンド上の伊藤は視線を少し泳がせた。 マスク越しに、驚弾を見送ることになった伏見は何を思ったか。 日本ハム開幕戦バッテリーを打ち砕いた田村俊介の方は、伏目がちにダイヤモンドを回った。表情を読まれなくないのだろう。ただ一周する間、何を考えていたかは誰にも分からない。 だが、それまでの過程は分かるから、だいたいの想像はつく。 七番ライ

          カープダイアリー第8553話「俊介流、北の大地で、連弾締め」(2024年3月14日)

          カープダイアリー第8552話「滝田×持丸、道産子バッテリーで大志を抱け」(2024年3月13日)

          エスコンフィールド北海道のカープファンへ、大瀬良から、ホワイトデー前の嬉しいプレセントだ。五十幡、松本剛の一、二番を連続三振に仕留めると、三番・野村もショートゴロ。わずか13球の立ち上がりになった。 前日には九里が7回1/3を投げて開幕投手として、責任あるピッチングを披露した。アップなどで行動を共にする九里との特別な関係は今も“昔”も変わらない。ふたりで先発陣を引っ張っていく、という役どころも、だ。 遡ると、マツダスタジアムでの中日3連戦は第3戦がトーマス・ハッチ、第2戦

          カープダイアリー第8552話「滝田×持丸、道産子バッテリーで大志を抱け」(2024年3月13日)

          カープダイアリー第8551話「北の大地で暴投3連発…新井流×雪に耐えて梅花麗し」(2024年3月12日)

          4年目25歳の森浦と、5年目22歳の持丸。バッテリーとして、プロの世界で高校生でもやらないようなプレーをエスコンフィールド北海道で連発したのはいったいどういう訳なのか?新井監督も、北の大地も、スタンドのファンも、温かく、優しい存在のはずだか、ただしそれには条件が伴う。プロとしてやるべきことをやった場合限定。それができないなら、この世界から消えることになる。 先発は九里、スタメンマスクは坂倉。昨季、幾度となく修羅場を潜り抜けてきたコンビの、デザインされた打者ごと、イニングごと

          カープダイアリー第8551話「北の大地で暴投3連発…新井流×雪に耐えて梅花麗し」(2024年3月12日)

          カープダイアリー第8550話「新井流、北の大地の風とともに」(2024年3月11日)

          チームは日本ハム3連戦に備えて空路移動、札幌市内の施設で投手陣の指名練習があった。日本シリーズ対決が実現しない限り、今季の北海道遠征はコレが最初で最後だ。 今回の遠征メンバーに森下、アドゥワのほか、島内、栗林、大道の名前もない。シーズンを通じて働いてもらうために、飛ばし過ぎは禁物。今の首脳陣はそういうバランス感覚を大事にしている。 代わりに斉藤優汰、滝田一希のフレッシュなコンビと、5年目の持丸が“里帰り”を果たした。 持丸は北海道第2の人口を有する旭川市の出身。旭川大学

          カープダイアリー第8550話「新井流、北の大地の風とともに」(2024年3月11日)

          カープダイアリー第8549話「3・11がマツダスタジアムに来るたびに」(2024年3月10日)

          マツダスタジアムに中日を迎えての3連戦最終日。冷たい風に半旗がはためいていた。   東日本大震災からあす3月11日で13年目。試合前には黙とうが捧げられた。   新井監督は優しい心の持ち主だ。他人の苦労や悲しみを自分ごととして受け入れることができる。   ……   2011年3月11日。マツダスタジアムでは巨人とのオープン戦が行われていた。その最中に巨大地震が発生して想像を絶する大津波が押し寄せた。   記者席にあるテレビ画面では、お台場の高層ビルの屋上で火の手が上がる様子が

          カープダイアリー第8549話「3・11がマツダスタジアムに来るたびに」(2024年3月10日)

          カープダイアリー第8548話「新入団選手お披露目の日の意義」(2024年3月9日)

          試合に先立ち一塁ベンチ前に整列した新加入選手たちに、1万8904人のスタンドから惜しみない拍手が送られた。赤い帽子をかぶり、広島でプロの舞台に立つことが強く意識される時間になった。現役ドラフトで加入した内間拓馬や龍馬の人的補償でカープのユニホームに袖を通した日髙暖己、それに調整遅れで一軍昇格の目途が立たない常廣羽也斗も期するものがあったに違いない。 新井監督の発案によって、セレモニー的要素が強かった新入団選手のお披露目は実際にそのプレーを見てもらう場に変わった。1年前のヤク

          カープダイアリー第8548話「新入団選手お披露目の日の意義」(2024年3月9日)

          カープダイアリー第8547話「四番シャイナーで勝負!」(2024年3月8日)

          中日を迎えての、冷たい風の吹き抜けるマツダスタジアムでのオープン戦初戦。注目のオーダーは… ライト野間 ショート上本 センター秋山 DHジェイク・シャイナー サードマット・レイノルズ ファースト堂林 セカンド菊池 キャッチャー曾澤 レフト宇草 一軍に合流した野間、上本、曾澤をすぐに起用するのが新井流。ただ、試合結果は安打数3で0対4完封負けとなった。 打順で言えばまず一番野間。ここまでオープン戦6試合で一番を打ったのは、田中広輔、菊池、久保修が2度、宇草も2度。首脳陣は

          カープダイアリー第8547話「四番シャイナーで勝負!」(2024年3月8日)

          カープダイアリー第8546話「秋のプレミア12連覇に向けての橋頭保」(2024年3月7日)

          2者連続三振!欧州代表との第2戦は先発・金丸夢斗がわずか9球投げただけで、京セラドーム大阪の空気がヒートアップした。二回もわずか10球で2奪三振。 二番手は中村優斗。初球155キロ、2球目156キロ、3球目157キロ。外野に飛ばされることなく序盤3回パーフェクトリレー。大学生が代表トップチームに加わるという、侍初の試みは最高の結果を残した。 ベンチの井端弘和監督もアウトカウントが増えるたびにふたりの投球に引き込まれていったように見えた。その姿は四回以降をつないだ松山晋也、

          カープダイアリー第8546話「秋のプレミア12連覇に向けての橋頭保」(2024年3月7日)

          カープダイアリー第8545話「井端ジャパン、大学生4人など22歳以下10人で欧州代表に快勝!」(2024年3月6日)

          日本代表vs欧州代表プレーボールを前に、京セラドーム大阪の取材陣に衝撃が走った。…宗山塁は欧州代表戦に出場せず。29日の練習試合で死球を受けた右肩甲骨の骨折が明らかにされたのだった。 打撃練習にも守備練習にも参加しなかった大学ナンバーワンショートは、それでもフリー打撃の時にはポジションについた。 井端弘和監督が「気になるとことがあまりない、ということはプロでも十分やっていける」というその守備力を、ジャパントップチームで披露する機会は今回に限ってはなくなった。 日本の先発

          カープダイアリー第8545話「井端ジャパン、大学生4人など22歳以下10人で欧州代表に快勝!」(2024年3月6日)

          カープダイアリー第8544話「近藤健介と源田壮亮、プレミア12と東京五輪とWBC三冠の財産を引き継ぐ田村俊介と宗山塁」(2024年3月5日)

          田村俊介、CからJへ… 欧州代表戦を控えて侍ジャパンの一員として参加した公開練習の空気感は、やはりこれまで味わったことのないようなものだったに違いない。大勢のメディアと関係者、そして目の前には“米国本土”でのWBC決勝で頂点を極めた「憧れの」諸先輩たち… 今回、メンバーに選ばれたのは大学生4人を含む28名で、二十歳での代表入りを果たしたのは青学大・西川史礁と日本ハム・根本悠楓も含めて3人。ただしふたりは早生まれで、2003年8月生まれの田村俊介には「チーム最年少」と「プロ

          カープダイアリー第8544話「近藤健介と源田壮亮、プレミア12と東京五輪とWBC三冠の財産を引き継ぐ田村俊介と宗山塁」(2024年3月5日)

          カープダイアリー第8543話「レイノルズとシャイナーその傾向と開幕へ向けての対策」(2024年3月4日)

          倉敷マスカットスタジアムでの楽天3連戦を消化して、広島に戻ったチームは全体練習オフ。 だが、マツダスタジアム隣接の屋内練習場にはマット・レイノルズの姿があった。午前10時前後からおよそ3時間。じっくりと、しっかりと身体を動かすその背中からは危機感のようなものも伝わってきた。 「まずは日本の環境、日本の投手に慣れること」を課題としている首脳陣は、その過程で様々なトライも続けている。そのひとつが楽天第3戦でのレイノルズのセカンドスタメン。併殺プレー、連携プレーの機会はなかった

          カープダイアリー第8543話「レイノルズとシャイナーその傾向と開幕へ向けての対策」(2024年3月4日)

          カープダイアリー第8542話「楽天との倉敷3連戦、ラストイニングで打線が”新井カープらしさ”を存分に発揮できた訳…」(2024年3月3日)

          インローの難しいコースを巧くさばく執念のひと振りだった。高木翔斗のバットが弾き返した打球はセンター前へ。三塁走者の久保修に続いて二塁走者の林もホームに滑り込だ。九回、3対2、逆転!楽天・今江監督のリクエストによるインターバルを挟みスタンドのカープファンが沸いた。 倉敷マスカットスタジアムでの3連戦最終日。入場者数は第1戦の6477人から1万3198人、1万6886人と増えていった。この日の内野スタンド自由席では売り切れも出た。 “大観衆”の中でプレーして、そして一軍入りを

          カープダイアリー第8542話「楽天との倉敷3連戦、ラストイニングで打線が”新井カープらしさ”を存分に発揮できた訳…」(2024年3月3日)