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カープダイアリー第8590話「九里vs戸郷と両右腕の力投引き継いだ救援陣、4時間勝負はスコアレスドロー」(2024年4月19日)
カーブを振り上げたら、打球がグングンと伸びていった。「打球が飛ぶようになって調子がいい」というだけのことはある。ライト佐々木がフェンスを背にして跳びついたが及ばず、跳ね返りが転がる間に「三番野間」は三塁に達した。 打たれた戸郷は、さぞかし肝を冷やしたことだろう。 一週間前の東京ドームで戸郷は5回8安打4失点の不完全燃焼に終わった右腕は、プレーボール直後の初球を野間にライトフェン直二塁打され、三回にもセンターオーバーの二塁打を打たれ、そして二度ともとこから失点した。 だか
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カープダイアリー第8588話「リクエスト3連発、押し出し、併殺崩れ、ダブルスチール、7投手で全員野球」(2024年4月17日)
マウンドには2戦2勝のアドゥワ。DeNAとの戦いは坂倉の肩で幕を開けた。初回、二死一塁で打席には牧。2ボールから走ってきた関根を刺してまず先手を防いだ。 開幕第3戦でアドゥワをリードした坂倉は、しかしアドゥワの前回登板は甲子園のベンチで見た。曾澤は大瀬良と森下の時にもスタメンマスクをかぶる。アドゥワの日は競争の境界線になる。 だが二回、打ち直しの牧に1号ソロを許してしまう。スライダーをうまく前で捌かれた。 その裏、新井監督がリクエスト3連発で追撃しかけた。 先頭は野間
カープダイアリー第8586話「ユニコーン夢物語とリアルな世界の境界線…大谷翔平に口裏合わせまで要請した水原一平容疑者、権力一極集中による“失踪”はカープ球団でも」(2024年4月15日)
「彼は残念がったが、二度と繰り返さないように私を助けると言った」 まさに、大ウソここに極まれり!ではあるが、事件発覚当初はそうとも言えない空気もあった。 日本時間の3月20日(米国時間19日夜)に水原一平容疑者はESPNの独占インタビューの中でそう答えたのだという。 「明らかに彼はこのことをよく思っていなかった」 「もう二度とギャンブルしないことを確認され、彼が私のために肩代わりすることを決めた」 「彼が自分のパソコンにログインして送金した」 米国時間20日早朝か